袋の中に白玉が4個、黒玉が5個入っている。袋から玉を1個取り出し、元に戻さずに、続けてもう1個を取り出す。このとき、取り出した2個の玉が両方とも白玉である確率を求めよ。

確率論・統計学確率条件付き確率事象
2025/3/12

1. 問題の内容

袋の中に白玉が4個、黒玉が5個入っている。袋から玉を1個取り出し、元に戻さずに、続けてもう1個を取り出す。このとき、取り出した2個の玉が両方とも白玉である確率を求めよ。

2. 解き方の手順

1回目に白玉を取り出す確率と、1回目に白玉を取り出した後に2回目に白玉を取り出す確率をそれぞれ計算し、それらを掛け合わせる。

1. 1回目に白玉を取り出す確率は、袋の中の白玉の数が4個、全体の玉の数が4+5=9個なので、

P(1回目が白)=49P(1回目が白) = \frac{4}{9}

2. 1回目に白玉を取り出した後、袋の中の白玉は3個、全体の玉の数は8個になる。したがって、2回目に白玉を取り出す確率は、

P(2回目が白1回目が白)=38P(2回目が白 | 1回目が白) = \frac{3}{8}

3. 2個とも白玉である確率は、上記の確率を掛け合わせたものである。

P(2個とも白)=P(1回目が白)×P(2回目が白1回目が白)=49×38P(2個とも白) = P(1回目が白) \times P(2回目が白 | 1回目が白) = \frac{4}{9} \times \frac{3}{8}
P(2個とも白)=1272=16P(2個とも白) = \frac{12}{72} = \frac{1}{6}

3. 最終的な答え

16\frac{1}{6}

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