あるグループの小テストの点数 $\{1, 9, 7, 3, 10\}$ の標準偏差を小数第一位まで求める問題です。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析
2025/4/7

1. 問題の内容

あるグループの小テストの点数 {1,9,7,3,10}\{1, 9, 7, 3, 10\} の標準偏差を小数第一位まで求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 平均 xˉ\bar{x} を計算します。
xˉ=1+9+7+3+105=305=6\bar{x} = \frac{1+9+7+3+10}{5} = \frac{30}{5} = 6
(2) 各データの偏差 (xixˉ)(x_i - \bar{x}) を計算します。
16=51-6 = -5
96=39-6 = 3
76=17-6 = 1
36=33-6 = -3
106=410-6 = 4
(3) 各偏差の2乗 (xixˉ)2(x_i - \bar{x})^2 を計算します。
(5)2=25(-5)^2 = 25
32=93^2 = 9
12=11^2 = 1
(3)2=9(-3)^2 = 9
42=164^2 = 16
(4) 偏差の2乗の平均 (分散) s2s^2 を計算します。
s2=25+9+1+9+165=605=12s^2 = \frac{25+9+1+9+16}{5} = \frac{60}{5} = 12
(5) 分散の平方根を計算し、標準偏差 ss を求めます。
s=12=4×3=232×1.732=3.464s = \sqrt{12} = \sqrt{4 \times 3} = 2\sqrt{3} \approx 2 \times 1.732 = 3.464
小数第一位まで丸めると 3.53.5 となります。

3. 最終的な答え

3. 5

「確率論・統計学」の関連問題

問題は3つのパートに分かれています。 * パート1:確率に関する計算問題です。サイコロの目が出る確率、カードを選ぶ確率などを計算します。 * パート2:期待利得に関する計算問題です。確率と利得...

確率期待値サイコロカード均衡取引量
2025/7/27

1 から 6 までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。この6枚のカードから同時に2枚を取り出したとき、取り出したカードに書かれた数字の和が偶数になる確率を求めよ。

確率組み合わせ偶数カード
2025/7/27

A中学校とB中学校の3年男子の身長を調査した結果が度数分布表で与えられている。155cm以上160cm未満の階級について、A中学校とB中学校それぞれの相対度数を計算し、大きい方の相対度数を四捨五入して...

度数分布相対度数統計
2025/7/27

すごろくゲームに関する以下の3つの問題に答えます。 (1) さいころを3回投げたときの出目がそれぞれ6, 5, 2の場合、コマが最終的にどこにあるかを求めます。 (2) さいころを2回投げてゲームが終...

確率すごろくサイコロ組み合わせ
2025/7/27

大小2つのサイコロを同時に投げるとき、事象A: 出る目の数の和が5以下である、と事象B: 2つとも奇数の目が出る、のどちらが起こりやすいか判断し、より起こりやすい方の確率を求める問題です。

確率サイコロ事象確率の比較
2025/7/27

この問題は、男子3人、女子2人の中からくじ引きで2人を選ぶときの確率を求める問題です。具体的には、 (1) 男子が2人選ばれる確率 (2) 男女それぞれ1人ずつ選ばれる確率 (3) 少なくとも1人は女...

確率組み合わせ場合の数順列
2025/7/27

クラス全体の通学にかかる時間の平均を求める問題です。通学時間は0分~10分、10分~20分、20分~30分、30分~40分、40分~50分、50分~60分の範囲に分かれており、それぞれの範囲に該当する...

平均統計度数分布データの分析
2025/7/27

太郎さんの中学校の1年生、2年生、3年生の生徒が1ヶ月に図書室から借りた本の冊数を度数分布表にまとめたものが与えられている。(1) では1年生の平均 $x$ を求める。(2) では3つの学年を合わせた...

平均度数分布表データの分析
2025/7/27

この問題は、資料の活用に関する問題です。具体的には、ヒストグラムの読み取り、相対度数の計算、平均値・中央値・最頻値の計算、有効数字を用いた近似値の表現について問われています。

ヒストグラム相対度数平均値中央値最頻値有効数字
2025/7/27

1枚のコインを繰り返し投げ、表が3回出るか、裏が3回出たところで終了する。コインの表と裏の出方は何通りあるか。

確率組み合わせ期待値
2025/7/27