袋Aには赤玉3個と白玉5個、袋Bには赤玉4個と白玉8個が入っている。袋Aと袋Bからそれぞれ1個の玉を取り出すとき、どちらも白玉である確率を求める。

確率論・統計学確率事象の独立性玉の取り出し
2025/4/7

1. 問題の内容

袋Aには赤玉3個と白玉5個、袋Bには赤玉4個と白玉8個が入っている。袋Aと袋Bからそれぞれ1個の玉を取り出すとき、どちらも白玉である確率を求める。

2. 解き方の手順

袋Aから白玉を取り出す確率は、袋Aに入っている白玉の個数を袋Aに入っている玉の総数で割ったものになる。同様に、袋Bから白玉を取り出す確率は、袋Bに入っている白玉の個数を袋Bに入っている玉の総数で割ったものになる。袋Aから白玉を取り出す事象と袋Bから白玉を取り出す事象は独立であるため、どちらも白玉である確率は、それぞれの確率を掛け合わせたものになる。
袋Aから白玉を取り出す確率をP(A)P(A)とする。袋Aには白玉が5個、赤玉が3個入っているので、玉の総数は5+3=85 + 3 = 8個。したがって、
P(A)=58P(A) = \frac{5}{8}
袋Bから白玉を取り出す確率をP(B)P(B)とする。袋Bには白玉が8個、赤玉が4個入っているので、玉の総数は8+4=128 + 4 = 12個。したがって、
P(B)=812=23P(B) = \frac{8}{12} = \frac{2}{3}
求める確率は、
P(A)×P(B)=58×23=1024=512P(A) \times P(B) = \frac{5}{8} \times \frac{2}{3} = \frac{10}{24} = \frac{5}{12}

3. 最終的な答え

5/12

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