10人が弁当(洋食、和食、中華)と飲み物(お茶、コーヒー)をそれぞれ1つずつ注文した。洋食弁当は3人、和食弁当は3人、中華弁当は4人。お茶は6人、コーヒーは4人。和食弁当の人は全員お茶を注文した。このとき、以下の2つの記述について、正しいか、間違いか、どちらとも言えないかを判断する。 ア. 中華弁当とコーヒーを頼んだ人がいる イ. 洋食弁当を頼んだ人は全員お茶を注文した

確率論・統計学論理組み合わせ条件
2025/4/24

1. 問題の内容

10人が弁当(洋食、和食、中華)と飲み物(お茶、コーヒー)をそれぞれ1つずつ注文した。洋食弁当は3人、和食弁当は3人、中華弁当は4人。お茶は6人、コーヒーは4人。和食弁当の人は全員お茶を注文した。このとき、以下の2つの記述について、正しいか、間違いか、どちらとも言えないかを判断する。
ア. 中華弁当とコーヒーを頼んだ人がいる
イ. 洋食弁当を頼んだ人は全員お茶を注文した

2. 解き方の手順

まず、記述アについて考える。
* 和食弁当を頼んだ人は全員お茶を頼んでいるため、和食弁当の3人はお茶を頼んだ。
* お茶を頼んだ人は合計6人なので、残り3人は和食弁当以外の弁当を頼んでお茶を頼んだことになる。
* コーヒーを頼んだ人は合計4人なので、中華弁当を頼んだ人が全員お茶を頼んだとしても、コーヒーを頼んだ人がいる。
* 中華弁当の人数は4人なので、中華弁当を頼んでコーヒーを頼んだ人が少なくとも1人いる可能性がある。
次に、記述イについて考える。
* 洋食弁当は3人。
* お茶を頼んだ人は6人。和食弁当の3人はお茶を頼んでいるので、残りのお茶を頼んだ人は3人。
* 洋食弁当の3人全員がお茶を頼んだとしても矛盾はない。しかし、洋食弁当を頼んだ人がコーヒーを頼む可能性も否定できない。
* したがって、洋食弁当を頼んだ人が全員お茶を注文したとは限らない。

3. 最終的な答え

ア:どちらともいえない
イ:どちらともいえない

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