この問題は二項分布の問題として考えることができます。
硬貨を1回投げる試行において、表が出る確率を p とします。 この場合、表と裏が出る確率は等しいので、p=21 です。 また、裏が出る確率は 1−p=21 です。 6回の試行で表が5回出る確率は、二項分布の確率公式を用いて計算できます。
二項分布の確率公式は次の通りです。
P(X=k)=(kn)pk(1−p)n−k ここで、
k は成功回数(ここでは表が出る回数で5回)、 p は1回の試行で成功する確率(ここでは表が出る確率で 21)、 (kn) は二項係数で、n個の中からk個を選ぶ組み合わせの数を表します。 (kn)=k!(n−k)!n! 今回の問題では、n=6, k=5, p=21 なので、 (56)=5!(6−5)!6!=5!1!6!=(5×4×3×2×1)(1)6×5×4×3×2×1=6 したがって、求める確率は
P(X=5)=(56)(21)5(21)6−5=6×(21)5×(21)1=6×(21)6=6×641=646=323