赤玉2個と白玉4個が入っている袋から玉を1個取り出し、色を見てから袋に戻す。この試行を4回繰り返すとき、赤玉が1回だけ出る確率を求める。

確率論・統計学確率二項分布確率計算
2025/4/7

1. 問題の内容

赤玉2個と白玉4個が入っている袋から玉を1個取り出し、色を見てから袋に戻す。この試行を4回繰り返すとき、赤玉が1回だけ出る確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、1回の試行で赤玉が出る確率を計算する。袋の中には合計6個の玉があり、そのうち赤玉は2個なので、赤玉が出る確率は 2/6=1/32/6 = 1/3 である。したがって、白玉が出る確率は 11/3=2/31 - 1/3 = 2/3 である。
4回の試行で赤玉が1回だけ出る確率は、二項分布を用いて計算できる。二項分布の確率質量関数は次の式で表される。
P(X=k)=nCkpk(1p)(nk)P(X=k) = {}_n C_k * p^k * (1-p)^{(n-k)}
ここで、nnは試行回数、kkは成功回数、ppは成功確率(この場合は赤玉が出る確率)である。
この問題では、n=4n=4k=1k=1p=1/3p=1/3 なので、
P(X=1)=4C1(1/3)1(2/3)3P(X=1) = {}_4 C_1 * (1/3)^1 * (2/3)^3
4C1=4{}_4 C_1 = 4 であるから、
P(X=1)=4(1/3)(8/27)=32/81P(X=1) = 4 * (1/3) * (8/27) = 32/81

3. 最終的な答え

32/81

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