問題1では、3次関数 $f(x) = -x^3 + 6x^2 - 9x + 54$ について、(1) 極大値、極小値をとる$x$の値を求め、(2) 区間 $0 \le x \le 6$ における最小値を求めます。 問題2では、$f(x) = x^3 + ax^2 + (3a-6)x + 5$ について、関数 $y = f(x)$ が極値をもつ$a$の範囲を求めます。
2025/4/7
1. 問題の内容
問題1では、3次関数 について、(1) 極大値、極小値をとるの値を求め、(2) 区間 における最小値を求めます。
問題2では、 について、関数 が極値をもつの範囲を求めます。
2. 解き方の手順
**問題1 (1)**
まず、を微分します。
となるのは
のとき
のとき
のとき
したがって、で極大、で極小となる。
**問題1 (2)**
区間 における最小値を求める。
したがって、最小値は
**問題2**
が極値を持つためには、 が異なる2つの実数解を持つ必要があります。
つまり、 の判別式 である必要があります。
より、
したがって、 または
3. 最終的な答え
問題1 (1): 1 には 1, 2 には 3
問題1 (2): 3 には 2
問題2: 4 には 3