1. 問題の内容
長方形ABCDにおいて、AM = MDであり、BC = 39cmのとき、AMの長さxを求める問題。
2. 解き方の手順
長方形ABCDの対角線ACとBDの交点をOとする。
AM = MDなので、Mは線分ADの中点である。
Gは三角形ABDの重心である。
三角形ABDにおいて、中線BMを考える。
重心Gは中線BMを2:1に内分するので、BG:GM = 2:1となる。
また、長方形の性質より、BO = ODである。
よって、OG = BOとなる。
ここで、に着目すると、DG:GO=2:1である。
とは相似である。
なぜなら、対頂角は等しく、 (錯角)が成立するから。
したがって、相似比はDG:BG = 1:2となる。
よって、DO:BO = 1:2も成立する。
しかし、長方形の性質からDO=BOであるため、この結果は矛盾する。
問題文に与えられた情報は、BC = 39 cmである。長方形の対辺は等しいので、AD = BC = 39 cmである。
MはADの中点であるから、AM = ADとなる。
したがって、AM = x 39 = 19.5 cmとなる。
つまり、x = 19.5である。
3. 最終的な答え
x = 19.5