2つのサイコロを同時に投げたとき、次の確率を求めます。 (1) 出る目の数の和が6になる確率 (2) 出る目の数の積が奇数になる確率 (3) 出る目の数の差が2以下になる確率

確率論・統計学確率サイコロ場合の数
2025/3/12

1. 問題の内容

2つのサイコロを同時に投げたとき、次の確率を求めます。
(1) 出る目の数の和が6になる確率
(2) 出る目の数の積が奇数になる確率
(3) 出る目の数の差が2以下になる確率

2. 解き方の手順

(1) 2つのサイコロの目の和が6になる組み合わせを考えます。
(1,5), (2,4), (3,3), (4,2), (5,1) の5通りです。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、確率は 536\frac{5}{36} です。
(2) 2つのサイコロの目の積が奇数になるのは、両方のサイコロの目が奇数であるときです。
奇数の目は1,3,5の3つなので、それぞれのサイコロで3通りの出方があります。
したがって、積が奇数になるのは 3×3=93 \times 3 = 9 通りです。
確率は 936=14\frac{9}{36} = \frac{1}{4} です。
(3) 2つのサイコロの目の差が2以下になる確率を求めます。
目の差が0になるのは(1,1),(2,2),(3,3),(4,4),(5,5),(6,6)の6通り。
目の差が1になるのは(1,2),(2,1),(2,3),(3,2),(3,4),(4,3),(4,5),(5,4),(5,6),(6,5)の10通り。
目の差が2になるのは(1,3),(3,1),(2,4),(4,2),(3,5),(5,3),(4,6),(6,4)の8通り。
したがって、目の差が2以下になるのは 6+10+8=246+10+8=24 通りです。
確率は 2436=23\frac{24}{36} = \frac{2}{3} です。

3. 最終的な答え

(1) 536\frac{5}{36}
(2) 14\frac{1}{4}
(3) 23\frac{2}{3}

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