(1) 関数 $f(x) = x^2 + 2x - 4$ において、$f(0)$、$f(1)$、$f(2)$ の値を求める。 (2) 関数 $y = ax + b$ の定義域が $-2 \le x \le 4$ のとき、値域が $-10 \le y \le 8$ である。ただし、$a < 0$ とする。このとき、$a$ と $b$ の値を求める。 (3) 2次関数 $y = 2x^2 - 4x - 1$ を平方完成する。

代数学関数2次関数定義域値域平方完成連立方程式
2025/3/12

1. 問題の内容

(1) 関数 f(x)=x2+2x4f(x) = x^2 + 2x - 4 において、f(0)f(0)f(1)f(1)f(2)f(2) の値を求める。
(2) 関数 y=ax+by = ax + b の定義域が 2x4-2 \le x \le 4 のとき、値域が 10y8-10 \le y \le 8 である。ただし、a<0a < 0 とする。このとき、aabb の値を求める。
(3) 2次関数 y=2x24x1y = 2x^2 - 4x - 1 を平方完成する。

2. 解き方の手順

(1)
f(x)=x2+2x4f(x) = x^2 + 2x - 4 にそれぞれの xx の値を代入する。
* f(0)=02+2(0)4=4f(0) = 0^2 + 2(0) - 4 = -4
* f(1)=12+2(1)4=1+24=1f(1) = 1^2 + 2(1) - 4 = 1 + 2 - 4 = -1
* f(2)=22+2(2)4=4+44=4f(2) = 2^2 + 2(2) - 4 = 4 + 4 - 4 = 4
(2)
y=ax+by = ax + b において、a<0a < 0 なので、xx が増加すると yy は減少する。したがって、x=2x = -2 のとき y=8y = 8 であり、x=4x = 4 のとき y=10y = -10 である。
* 8=2a+b8 = -2a + b
* 10=4a+b-10 = 4a + b
2つの式を連立させて解く。2つの式を引き算すると
8(10)=2a+b(4a+b)8 - (-10) = -2a + b - (4a + b)
18=6a18 = -6a
a=3a = -3
8=2(3)+b8 = -2(-3) + b
8=6+b8 = 6 + b
b=2b = 2
(3)
y=2x24x1y = 2x^2 - 4x - 1 を平方完成する。
y=2(x22x)1y = 2(x^2 - 2x) - 1
y=2((x1)21)1y = 2((x - 1)^2 - 1) - 1
y=2(x1)221y = 2(x - 1)^2 - 2 - 1
y=2(x1)23y = 2(x - 1)^2 - 3

3. 最終的な答え

(1) f(0)=4f(0) = -4, f(1)=1f(1) = -1, f(2)=4f(2) = 4
(2) a=3a = -3, b=2b = 2
(3) y=2(x1)23y = 2(x - 1)^2 - 3

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