まず、f(x) の導関数を求めます。 f′(x)=6x2−6ax=6x(x−a) f′(x)=0 となるのは、x=0 または x=a のときです。 0<a<2 なので、0≤x≤3 における f(x) の増減表は次のようになります。 | x | 0 | ... | a | ... | 3 |
|------|-------|-------|-------|-------|-------|
| f'(x) | 0 | - | 0 | + | |
| f(x) | b | 減少 | 極小値| 増加 | f(3) |
f(a)=2a3−3a3+b=−a3+b f(3)=2(33)−3a(32)+b=54−27a+b ここで、0<a<2 に注意すると、−a3+b<b であり、最小値が −18 なので、 −a3+b=−18 が成り立つ。 また、最大値が 10 であることより、b=10 または 54−27a+b=10 が成り立つ。 (i) b=10 のとき、−a3+10=−18 より、a3=28 となるが、a<2 より、a3<8 なので、これは不適。 (ii) 54−27a+b=10 のとき、b=10 ならば、54−27a+10=10 より、54−27a=0 となり、a=2 となるが、0<a<2 なので、これは不適。 よって、f(3) が最大値 10 となり、最小値は f(a)=−18 であり、f(0)=b は最大値にならない。 f(0)=b<10でなければならない。 f(a)=−a3+b=−18 f(3)=54−27a+b=10 b=10−54+27a=−44+27a −a3−44+27a=−18 a3−27a+26=0 (a−1)(a2+a−26)=0 a=1 または a=2−1±105 0<a<2 より、a=1。 b=−44+27(1)=−17 f(0)=−17,f(1)=−18,f(3)=10 となり、条件を満たす。