円 $x^2 + y^2 = 9$ と直線 $y = \frac{1}{2}x - k$ が共有点を1つ持つとき、定数 $k$ の値を求める問題です。

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1. 問題の内容

x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 と直線 y=12xky = \frac{1}{2}x - k が共有点を1つ持つとき、定数 kk の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

円と直線が共有点を1つ持つということは、直線が円に接するという意味です。円の中心から直線までの距離が、円の半径に等しくなる条件を使います。
円の中心は原点(0,0)(0, 0)、半径は 9=3\sqrt{9} = 3 です。
直線 y=12xky = \frac{1}{2}x - k は、変形して x2y2k=0x - 2y - 2k = 0 となります。
(0,0)(0, 0) から直線 x2y2k=0x - 2y - 2k = 0 までの距離 dd は、点と直線の距離の公式より、
d=1(0)2(0)2k12+(2)2=2k5=2k5d = \frac{|1(0) - 2(0) - 2k|}{\sqrt{1^2 + (-2)^2}} = \frac{|-2k|}{\sqrt{5}} = \frac{2|k|}{\sqrt{5}}
円と直線が接するとき、d=3d = 3 なので、
2k5=3\frac{2|k|}{\sqrt{5}} = 3
2k=352|k| = 3\sqrt{5}
k=352|k| = \frac{3\sqrt{5}}{2}
したがって、k=±352k = \pm \frac{3\sqrt{5}}{2} です。

3. 最終的な答え

k=±352k = \pm \frac{3\sqrt{5}}{2}

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