平行四辺形ABCDがあり、$\angle CBA = \angle DAE = 60^{\circ}$ である。また、$BC = 3BA$ であり、平行四辺形ABCDの面積が $10 \ cm^2$ であるとき、$\triangle BEF$ の面積を求める。

幾何学平行四辺形面積角度三角比
2025/4/13
## 問題3

1. **問題の内容**

平行四辺形ABCDがあり、CBA=DAE=60\angle CBA = \angle DAE = 60^{\circ} である。また、BC=3BABC = 3BA であり、平行四辺形ABCDの面積が 10 cm210 \ cm^2 であるとき、BEF\triangle BEF の面積を求める。

2. **解き方の手順**

* BEF\triangle BEF の面積を求めるために、まずABE\triangle ABE の面積を求める。
* 平行四辺形ABCDの面積は底辺 ABAB と高さ hh の積で表される。
BC=3BABC = 3BA なので、AB=xAB = x とすると、BC=3xBC = 3xとなる。
CBA=60\angle CBA = 60^{\circ}より、h=3xsin(60)=332xh = 3x \cdot \sin(60^{\circ}) = \frac{3\sqrt{3}}{2}x
したがって、平行四辺形ABCDの面積は x332x=332x2x \cdot \frac{3\sqrt{3}}{2}x = \frac{3\sqrt{3}}{2}x^2 である。
これが 10cm210 cm^2 に等しいので、x2=2033=2039x^2 = \frac{20}{3\sqrt{3}} = \frac{20\sqrt{3}}{9}
よって、x=2039=2533x = \sqrt{\frac{20\sqrt{3}}{9}} = \frac{2\sqrt{5\sqrt{3}}}{3}
* 二等辺三角形DAEと二等辺三角形ABFについて、DA=AE,BA=AFDA=AE, BA=AF かつ DAE=BAF=60\angle DAE = \angle BAF = 60^{\circ}なので、AE=2533AE = \frac{2\sqrt{5\sqrt{3}}}{3}
* ABE\triangle ABE について、AB=2533,AE=2533AB= \frac{2\sqrt{5\sqrt{3}}}{3}, AE = \frac{2\sqrt{5\sqrt{3}}}{3}, BAE=BAC+60\angle BAE = \angle BAC + 60^\circ
BAC=18060=120\angle BAC = 180^{\circ} - 60^{\circ} = 120^{\circ}より、BAE=180\angle BAE = 180^{\circ}、これは一直線であることを意味する。
したがって、ABE\triangle ABEは存在しない。
おそらく問題文に誤りがあるため、CBA=DAE=60\angle CBA = \angle DAE = 60^{\circ} ではなく、CBA=DAE\angle CBA = \angle DAEと読み替える。
* ABE\triangle ABE の面積を求めようとする場合、AB=x,AE=DAAB=x, AE=DA
平行四辺形の性質よりAD=BC=3xAD=BC=3xなのでAE=3xAE=3x
ABE\triangle ABE の面積 = 12x3xsinBAE=32x2sinBAE\frac{1}{2} x\cdot3x \cdot \sin{\angle BAE} = \frac{3}{2}x^2 \sin{\angle BAE}
BAE=BAC+CAE=BAC+CAD60=120+CAD60\angle BAE = \angle BAC + \angle CAE = \angle BAC + \angle CAD - 60^{\circ} = 120^{\circ} + \angle CAD - 60^{\circ}
BAE=60+CAD\angle BAE = 60^{\circ} + \angle CAD
CBA=DAE\angle CBA = \angle DAEのときBAE=60+CAD\angle BAE = 60^{\circ}+\angle CADなので、CAD\angle CADがわからなければABE\triangle ABEの面積は求められない。
* BEF\triangle BEF の面積を求める方針を変える。
* **別の解法**
CBA=DAE=60\angle CBA = \angle DAE = 60^\circBC=3BABC = 3BA である平行四辺形 ABCDABCD の面積が 10 cm210 \ cm^2 であるとき、BEF\triangle BEF の面積を求める。
平行四辺形の面積は ABBCsin(ABC)=AB3ABsin(60)=3(AB)232=332(AB)2=10AB \cdot BC \cdot \sin(\angle ABC) = AB \cdot 3AB \cdot \sin(60^\circ) = 3(AB)^2 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} = \frac{3\sqrt{3}}{2} (AB)^2 = 10
よって、(AB)2=2033=2039(AB)^2 = \frac{20}{3\sqrt{3}} = \frac{20\sqrt{3}}{9}
AB=2039=2353AB = \sqrt{\frac{20\sqrt{3}}{9}} = \frac{2}{3} \sqrt{5\sqrt{3}}
AE=AD=BC=3AB=253AE = AD = BC = 3 AB = 2\sqrt{5\sqrt{3}}
AF=AB=2353AF = AB = \frac{2}{3} \sqrt{5\sqrt{3}}
ABE=12ABAEsin(BAE)\triangle ABE = \frac{1}{2} AB \cdot AE \sin(\angle BAE), ABF=12ABAFsin(BAF)\triangle ABF = \frac{1}{2} AB \cdot AF \sin(\angle BAF)
BAE=BAC+60=(18060)+60=180=0\angle BAE = \angle BAC + 60 = (180 - 60) + 60 = 180 = 0, ABE=0\triangle ABE = 0となり矛盾する。
この問題は解くことができません。

3. **最終的な答え**

解けません。

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