まず、3つの直線の交点を求め、三角形の頂点の座標を求めます。次に、外心は三角形の各辺の垂直二等分線の交点であるため、2つの辺の垂直二等分線を求め、その交点を求めます。最後に、外心から三角形の頂点までの距離を計算し、外接円の半径を求めます。
ステップ1: 三角形の頂点の座標を求める
- 直線1と直線2の交点:
x+2=0 より x=−2. x−y−4=0 に代入して −2−y−4=0, よって y=−6. 交点Aは (−2,−6). - 直線1と直線3の交点:
x+2=0 より x=−2. x+7y−12=0 に代入して −2+7y−12=0, よって 7y=14, y=2. 交点Bは (−2,2). - 直線2と直線3の交点:
x−y−4=0 より x=y+4. x+7y−12=0 に代入して (y+4)+7y−12=0, よって 8y−8=0, y=1. x=y+4 に代入して x=5. ステップ2: 外心の座標を求める
三角形ABCの外心をO(X,Y)とする。外心Oは三角形の各頂点からの距離が等しい。
OA2=OB2=OC2 が成り立つ。 OA2=(X+2)2+(Y+6)2 OB2=(X+2)2+(Y−2)2 OC2=(X−5)2+(Y−1)2 OA2=OB2 より (X+2)2+(Y+6)2=(X+2)2+(Y−2)2 (Y+6)2=(Y−2)2 Y2+12Y+36=Y2−4Y+4 OB2=OC2 より (X+2)2+(Y−2)2=(X−5)2+(Y−1)2 (X+2)2+(−2−2)2=(X−5)2+(−2−1)2 (X+2)2+16=(X−5)2+9 X2+4X+4+16=X2−10X+25+9 4X+20=−10X+34 したがって、外心の座標は (1,−2). ステップ3: 外接円の半径を求める
外心から頂点までの距離を計算する。
OA=(1+2)2+(−2+6)2=32+42=9+16=25=5 OB=(1+2)2+(−2−2)2=32+(−4)2=9+16=25=5 OC=(1−5)2+(−2−1)2=(−4)2+(−3)2=16+9=25=5 外接円の半径は