平行四辺形になるためには、向かい合う辺が平行で長さが等しい必要があります。つまり、平行四辺形の対角線の中点は一致します。
与えられた3点A, B, Cから、Dの位置は3通り考えられます。
(1) 四角形ABCDが平行四辺形の場合:
このとき、対角線ACの中点と対角線BDの中点が一致します。
点Dの座標を(x, y)とすると、
ACの中点は (2−3+4,22+3)=(21,25) BDの中点は (22+x,2−2+y) したがって、
22+x=21 より x=−1 2−2+y=25 より y=7 Dの座標は (-1, 7)
(2) 四角形ABDCが平行四辺形の場合:
このとき、対角線ADの中点と対角線BCの中点が一致します。
点Dの座標を(x, y)とすると、
ADの中点は (2−3+x,22+y) BCの中点は (22+4,2−2+3)=(3,21) したがって、
2−3+x=3 より x=9 22+y=21 より y=−1 Dの座標は (9, -1)
(3) 四角形ACBDが平行四辺形の場合:
このとき、対角線ABの中点と対角線CDの中点が一致します。
点Dの座標を(x, y)とすると、
ABの中点は (2−3+2,22−2)=(−21,0) CDの中点は (24+x,23+y) したがって、
24+x=−21 より x=−5 23+y=0 より y=−3 Dの座標は (-5, -3)