直線 $l: 2x - y + 2 = 0$ に関して点 $A(2, 1)$ と対称な点 $B$ の座標を求める。

幾何学座標幾何対称点直線連立方程式
2025/4/14

1. 問題の内容

直線 l:2xy+2=0l: 2x - y + 2 = 0 に関して点 A(2,1)A(2, 1) と対称な点 BB の座標を求める。

2. 解き方の手順

BBの座標を(x,y)(x, y)とする。
ステップ1:線分ABABの中点が直線ll上にある。
線分ABABの中点の座標は (x+22,y+12)(\frac{x+2}{2}, \frac{y+1}{2}) である。この中点が直線 2xy+2=02x - y + 2 = 0 上にあるので、
2(x+22)(y+12)+2=02(\frac{x+2}{2}) - (\frac{y+1}{2}) + 2 = 0
これを整理すると、
2x+4y1+4=02x + 4 - y - 1 + 4 = 0
2xy+7=02x - y + 7 = 0
ステップ2:直線ABABが直線llと垂直である。
直線ABABの傾きは y1x2\frac{y-1}{x-2} であり、直線llの傾きは 22 である。垂直条件より、
y1x22=1\frac{y-1}{x-2} \cdot 2 = -1
2(y1)=(x2)2(y-1) = -(x-2)
2y2=x+22y - 2 = -x + 2
x+2y4=0x + 2y - 4 = 0
ステップ3:連立方程式を解く。
連立方程式
2xy+7=02x - y + 7 = 0
x+2y4=0x + 2y - 4 = 0
を解く。2番目の式を2倍して2x+4y8=02x + 4y - 8 = 0とし、1番目の式から引くと、
5y+15=0-5y + 15 = 0
y=3y = 3
y=3y=3を2番目の式に代入すると、
x+2(3)4=0x + 2(3) - 4 = 0
x+64=0x + 6 - 4 = 0
x=2x = -2
したがって、点BBの座標は (2,3)(-2, 3) である。

3. 最終的な答え

(2,3)(-2, 3)

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