1つのサイコロを6回投げるとき、3または6の目が5回以上出る確率を求める問題です。

確率論・統計学確率サイコロ二項分布組み合わせ
2025/4/8

1. 問題の内容

1つのサイコロを6回投げるとき、3または6の目が5回以上出る確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

3または6の目が出る確率は 26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3} です。
3または6の目が出ない確率は 113=231 - \frac{1}{3} = \frac{2}{3} です。
5回以上出るというのは、5回出る場合と6回出る場合の和を考えます。
5回出る確率は、6回中5回3または6が出て、残りの1回はそれ以外の目が出る確率なので、
6C5×(13)5×(23)1=6×(13)5×23=6×1243×23=12729=4243_{6}C_{5} \times (\frac{1}{3})^{5} \times (\frac{2}{3})^{1} = 6 \times (\frac{1}{3})^{5} \times \frac{2}{3} = 6 \times \frac{1}{243} \times \frac{2}{3} = \frac{12}{729} = \frac{4}{243}
6回出る確率は、6回全て3または6が出る確率なので、
6C6×(13)6×(23)0=1×(13)6×1=1729_{6}C_{6} \times (\frac{1}{3})^{6} \times (\frac{2}{3})^{0} = 1 \times (\frac{1}{3})^{6} \times 1 = \frac{1}{729}
したがって、求める確率は、
4243+1729=12729+1729=13729\frac{4}{243} + \frac{1}{729} = \frac{12}{729} + \frac{1}{729} = \frac{13}{729}

3. 最終的な答え

13729\frac{13}{729}

「確率論・統計学」の関連問題

袋の中に1, 2, 3, 4の数字が書かれたカードがそれぞれ2枚ずつ、合計8枚入っている。この袋から3枚のカードを同時に取り出す。 (1) 取り出したカードに書かれている3つの数の和が10になる確率を...

確率組み合わせ場合の数確率分布
2025/4/11

問題3は正六角形上の点の移動に関する確率の問題、問題4は2次関数のグラフに関する問題です。

確率場合の数二次関数幾何
2025/4/11

$x$ と $y$ の相関係数が $-0.9$ の散布図として適切なものを、選択肢の 1 から 4 の中から選びます。

相関係数散布図相関
2025/4/11

7人の生徒の英語のテストの得点が、6, 7, 8, 4, 5, 2, 10である。7人の得点の平均点は6点であることが与えられている。このとき、英語の得点の分散を求める。

分散統計平均データの分析
2025/4/11

20本のくじの中に当たりくじが5本入っています。A, Bの2人がこの順に1本ずつくじを引きます。引いたくじは元に戻しません。 このとき、以下の確率を求めます。 * Aが当たる確率 * Aが外れ、Bが当...

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/10

袋Aには赤玉3個、白玉5個が入っており、袋Bには赤玉4個、白玉4個が入っている。それぞれの袋から玉を1個ずつ取り出すとき、両方とも赤玉が出る確率を求める問題です。

確率事象独立事象組み合わせ
2025/4/10

20本のくじの中に当たりくじが5本ある。A, Bの2人がこの順に1本ずつくじを引く。引いたくじは元に戻さない。このとき、Aが当たる確率、Aが外れてBが当たる確率、そしてBが当たる確率をそれぞれ求める。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/10

1つのサイコロを5回続けて投げるとき、奇数の目がちょうど4回出る確率と、4回以上出る確率を求める問題です。

確率二項分布サイコロ
2025/4/10

袋Aには赤玉3個、白玉5個が、袋Bには赤玉4個、白玉4個が入っている。それぞれの袋から玉を1個ずつ取り出すとき、両方とも赤玉が出る確率を求める問題です。

確率独立事象確率の乗法定理
2025/4/10

(1) 1から4までの整数が書かれた4枚のカードから2枚を同時に引くとき、引いたカードに書かれた数の和が3の倍数になる確率を求める。 (2) 袋の中に1, 1, 2, 3, 3, 4の数字が書かれた6...

確率組み合わせ条件付き確率
2025/4/10