平行四辺形ABCDにおいて、$\angle BAC$ の大きさを求めます。$\angle DAC = 57^\circ$、$\angle BCA = 113^\circ$ が与えられています。

幾何学平行四辺形角度内角の和錯角
2025/4/8

1. 問題の内容

平行四辺形ABCDにおいて、BAC\angle BAC の大きさを求めます。DAC=57\angle DAC = 57^\circBCA=113\angle BCA = 113^\circ が与えられています。

2. 解き方の手順

まず、平行四辺形の性質を利用します。平行四辺形の対辺は平行なので、ADとBCは平行です。したがって、錯角は等しいので、DAC=BCA\angle DAC = \angle BCAとなります。
しかし、問題ではDAC=57\angle DAC = 57^\circBCA=113\angle BCA = 113^\circと与えられているので、これは明らかに矛盾しています。
ACB\angle ACBの間違いだと仮定します。平行四辺形ABCDにおいて、ADとBCは平行なので、錯角は等しいです。したがって、DAC=ACB=57\angle DAC = \angle ACB = 57^\circとなります。
ABC\angle ABCを求めます。BCD\angle BCDABC\angle ABCは平行四辺形の隣り合う内角なので、BCD+ABC=180\angle BCD + \angle ABC = 180^\circが成り立ちます。
BCD=BCA\angle BCD = \angle BCA なので ABC=180BCD=180113=67\angle ABC = 180^\circ - \angle BCD = 180^\circ - 113^\circ = 67^\circです。
三角形ABCにおいて、内角の和は180180^\circなので、BAC+ACB+ABC=180\angle BAC + \angle ACB + \angle ABC = 180^\circが成り立ちます。
ACB=57\angle ACB = 57^\circなので、BAC=180ACBABC=1805767=56\angle BAC = 180^\circ - \angle ACB - \angle ABC = 180^\circ - 57^\circ - 67^\circ = 56^\circです。

3. 最終的な答え

BAC=56\angle BAC = 56^\circ

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