三角形 ABC において、$AB = 80$, $BC = 50$, $\angle ABC = 60^\circ$ である。 また、三角形 ACD において、$\angle ACD = 105^\circ$, $\angle CAD = 45^\circ$ である。 線分 CA および CD の長さを求める。

幾何学三角形余弦定理正弦定理角度辺の長さ
2025/4/8

1. 問題の内容

三角形 ABC において、AB=80AB = 80, BC=50BC = 50, ABC=60\angle ABC = 60^\circ である。
また、三角形 ACD において、ACD=105\angle ACD = 105^\circ, CAD=45\angle CAD = 45^\circ である。
線分 CA および CD の長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形 ABC に対して余弦定理を適用し、AC2AC^2 を求める。
AC2=AB2+BC22ABBCcosABCAC^2 = AB^2 + BC^2 - 2 \cdot AB \cdot BC \cdot \cos \angle ABC
AC2=802+50228050cos60AC^2 = 80^2 + 50^2 - 2 \cdot 80 \cdot 50 \cdot \cos 60^\circ
AC2=6400+2500800012AC^2 = 6400 + 2500 - 8000 \cdot \frac{1}{2}
AC2=89004000=4900AC^2 = 8900 - 4000 = 4900
AC=4900=70AC = \sqrt{4900} = 70
次に、三角形 ACD において正弦定理を適用する。
ADC=180(105+45)=180150=30\angle ADC = 180^\circ - (105^\circ + 45^\circ) = 180^\circ - 150^\circ = 30^\circ
ACsinADC=CDsinCAD\frac{AC}{\sin \angle ADC} = \frac{CD}{\sin \angle CAD}
70sin30=CDsin45\frac{70}{\sin 30^\circ} = \frac{CD}{\sin 45^\circ}
CD=70sin45sin30CD = \frac{70 \cdot \sin 45^\circ}{\sin 30^\circ}
CD=702212CD = \frac{70 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}}{\frac{1}{2}}
CD=702CD = 70 \sqrt{2}
CD701.414=98.98CD \approx 70 \cdot 1.414 = 98.98

3. 最終的な答え

CA=70CA = 70 m
CD=702CD = 70\sqrt{2} m

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