3点 A(-2, 0), B(-2, 8), C(1, -1) を通る円の方程式を求める問題です。一般形 $x^2 + y^2 + 2lx + 2my + n = 0$ に3点の座標を代入し、l, m, n を求めて円の方程式を求めます。

幾何学円の方程式座標連立方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

3点 A(-2, 0), B(-2, 8), C(1, -1) を通る円の方程式を求める問題です。一般形 x2+y2+2lx+2my+n=0x^2 + y^2 + 2lx + 2my + n = 0 に3点の座標を代入し、l, m, n を求めて円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

まず、円の方程式の一般形 x2+y2+2lx+2my+n=0x^2 + y^2 + 2lx + 2my + n = 0 に各点の座標を代入します。
* A(-2, 0) を代入: (2)2+02+2l(2)+2m(0)+n=044l+n=0(-2)^2 + 0^2 + 2l(-2) + 2m(0) + n = 0 \Rightarrow 4 - 4l + n = 0
* B(-2, 8) を代入: (2)2+82+2l(2)+2m(8)+n=04+644l+16m+n=0684l+16m+n=0(-2)^2 + 8^2 + 2l(-2) + 2m(8) + n = 0 \Rightarrow 4 + 64 - 4l + 16m + n = 0 \Rightarrow 68 - 4l + 16m + n = 0
* C(1, -1) を代入: 12+(1)2+2l(1)+2m(1)+n=01+1+2l2m+n=02+2l2m+n=01^2 + (-1)^2 + 2l(1) + 2m(-1) + n = 0 \Rightarrow 1 + 1 + 2l - 2m + n = 0 \Rightarrow 2 + 2l - 2m + n = 0
上記から以下の連立方程式を得ます。
4l+n=4 -4l + n = -4 --- (1)
4l+16m+n=68 -4l + 16m + n = -68 --- (2)
2l2m+n=2 2l - 2m + n = -2 --- (3)
(1) - (3) より、
6l+2m=2-6l + 2m = -2
3l+m=1-3l + m = -1 --- (4)
(2) - (3) より、
6l+18m=66-6l + 18m = -66
3l+9m=33-3l + 9m = -33 --- (5)
(5) - (4) より、
8m=328m = -32
m=4m = -4
(4)にm=4m = -4を代入すると、
3l4=1-3l - 4 = -1
3l=3-3l = 3
l=1l = -1
(1)にl=1l = -1を代入すると、
4(1)+n=4-4(-1) + n = -4
4+n=44 + n = -4
n=8n = -8
したがって、l=1,m=4,n=8l = -1, m = -4, n = -8 となります。
円の方程式は x2+y2+2(1)x+2(4)y8=0x^2 + y^2 + 2(-1)x + 2(-4)y - 8 = 0 となり、整理すると x2+y22x8y8=0x^2 + y^2 - 2x - 8y - 8 = 0 となります。

3. 最終的な答え

x2+y22x8y8=0x^2 + y^2 - 2x - 8y - 8 = 0

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