問題は、四角錐Aと、四角錐Aを底面に平行な平面で切断してできる多面体Bについて、以下の問いに答えるものです。 (1) 四角錐Aの頂点の数$v$、辺の数$e$、面の数$f$を求める。 (2) 多面体Bの頂点の数$v$、辺の数$e$、面の数$f$を求める。 (3) 四角錐Aと多面体Bについて、$v-e+f$の値をそれぞれ求める。

幾何学多面体四角錐オイラーの多面体定理
2025/4/8

1. 問題の内容

問題は、四角錐Aと、四角錐Aを底面に平行な平面で切断してできる多面体Bについて、以下の問いに答えるものです。
(1) 四角錐Aの頂点の数vv、辺の数ee、面の数ffを求める。
(2) 多面体Bの頂点の数vv、辺の数ee、面の数ffを求める。
(3) 四角錐Aと多面体Bについて、ve+fv-e+fの値をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 四角錐Aについて
頂点の数vvは、底面の4つの頂点と、錐の頂点の合計で5つです。したがって、v=5v = 5
辺の数eeは、底面の4つの辺と、錐の頂点から底面の各頂点に伸びる4つの辺の合計で8つです。したがって、e=8e = 8
面の数ffは、底面の1つの面と、側面を構成する4つの三角形の合計で5つです。したがって、f=5f = 5
(2) 多面体Bについて
頂点の数vvは、上面の4つの頂点と、底面の4つの頂点の合計で8つです。したがって、v=8v = 8
辺の数eeは、上面の4つの辺、底面の4つの辺、上面と底面をつなぐ4つの辺の合計で12個です。したがって、e=12e = 12
面の数ffは、上面の1つの面、底面の1つの面、側面を構成する4つの四角形の合計で6つです。したがって、f=6f = 6
(3) ve+fv-e+fの値を計算する
四角錐Aについて、ve+f=58+5=2v-e+f = 5 - 8 + 5 = 2
多面体Bについて、ve+f=812+6=2v-e+f = 8 - 12 + 6 = 2

3. 最終的な答え

(1) 四角錐A: v=5v=5, e=8e=8, f=5f=5
(2) 多面体B: v=8v=8, e=12e=12, f=6f=6
(3) 四角錐A: ve+f=2v-e+f = 2
多面体B: ve+f=2v-e+f = 2

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