(3) 5枚のカード(2, 3, 6, 7, 8)から3枚を同時に取り出すとき、3枚のカードの数字の積の平方根が整数になる確率を求めよ。 (5) 円Oの周上に3点A, B, Cがあり、∠OBA = 58° のとき、∠ACB の大きさを求めよ。
2025/4/8
1. 問題の内容
(3) 5枚のカード(2, 3, 6, 7, 8)から3枚を同時に取り出すとき、3枚のカードの数字の積の平方根が整数になる確率を求めよ。
(5) 円Oの周上に3点A, B, Cがあり、∠OBA = 58° のとき、∠ACB の大きさを求めよ。
2. 解き方の手順
(3)
まず、5枚のカードから3枚を取り出す場合の総数を求める。これは組み合わせの数で計算できる。
総数 = 5C3 = 5! / (3! * 2!) = (5 * 4) / (2 * 1) = 10通り
次に、3枚のカードの数字の積の平方根が整数となる組み合わせを考える。つまり、積が平方数になる組み合わせを探す。
* 2, 3, 6 : 2 * 3 * 6 = 36 = 6^2
* 2, 8, 8 (8は1つしかないのでだめ)
* 3, 6, other:3 * 6 * otherが平方数になるためにはotherは6か3が必要(6は1つしかないのでだめ。3もないのでだめ)
* 6, other, other: 6 * other * other が平方数になるためには otherに6があればよいが、6は1つしかないのでだめ。
その他もない。
積が平方数になるのは、2, 3, 6の組み合わせのみ。
したがって、確率は1/10。
(5)
円の中心をOとする。∠OBA = 58° である。
三角形OABはOA=OBの二等辺三角形なので、∠OAB = ∠OBA = 58° である。
三角形OABの内角の和は180°なので、∠AOB = 180° - ∠OAB - ∠OBA = 180° - 58° - 58° = 64° である。
円周角の定理より、∠ACB は中心角∠AOBの半分である。
したがって、∠ACB = ∠AOB / 2 = 64° / 2 = 32° である。
3. 最終的な答え
(3) 1/10
(5) 32°