問題は、放物線 $y=x^2$ (曲線①) と $y=ax^2$ (曲線②、ただし $0<a<1$) が与えられ、曲線①上の点A, Bのx座標がそれぞれ-1, 2、点Cは原点と点Aを通る直線と曲線②の交点であり、そのx座標が-3である。 (1) 2点A, Bを通る直線の式を求める。 (2) $a$の値を求める。 (3) y軸上の正の部分に点Pをとり、三角形OABと三角形OPBの面積が等しいときの点Pのy座標を求める。
2025/4/8
1. 問題の内容
問題は、放物線 (曲線①) と (曲線②、ただし ) が与えられ、曲線①上の点A, Bのx座標がそれぞれ-1, 2、点Cは原点と点Aを通る直線と曲線②の交点であり、そのx座標が-3である。
(1) 2点A, Bを通る直線の式を求める。
(2) の値を求める。
(3) y軸上の正の部分に点Pをとり、三角形OABと三角形OPBの面積が等しいときの点Pのy座標を求める。
2. 解き方の手順
(1) 点A, Bの座標を求める。Aは曲線①上にあるので、Aの座標は。同様にBの座標は。
直線ABの式をとおく。
点A, Bの座標を代入すると、
この連立方程式を解く。下の式から上の式を引くととなり、。
より、。
したがって、直線ABの式は。
(2) 直線OAの式を求める。直線OAは原点を通るので、とおける。Aの座標を代入すると、より、。したがって、直線OAの式は。
点Cは直線OAと曲線②の交点なので、Cの座標はかつを満たす。
Cのx座標は-3なので、直線OA上のy座標は。
Cは曲線②上にあるので、。
したがって、。
(3) OABの面積を計算する。A(-1, 1), B(2, 4), O(0, 0)なので、三角形の面積は
。
Pの座標を(0, p)とおく。OPBの面積は。
OABとOPBの面積が等しいので、。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) 3