平行四辺形ABCDにおいて、辺BC上にAB = AEとなる点Eをとる。対角線ACと線分DEの交点をF、点Fを通り辺BCに平行な直線と辺DCの交点をGとする。辺ABをBの方へ延長した直線と線分DEをEの方へ延長した直線との交点をHとする。AB = 6cm、AC = BC = 9cmのとき、以下の問いに答える。 (1) $\triangle BHE \sim \triangle GDF$を証明せよ。 (2) 線分DFの長さを求めよ。
2025/4/8
## 問題5
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、辺BC上にAB = AEとなる点Eをとる。対角線ACと線分DEの交点をF、点Fを通り辺BCに平行な直線と辺DCの交点をGとする。辺ABをBの方へ延長した直線と線分DEをEの方へ延長した直線との交点をHとする。AB = 6cm、AC = BC = 9cmのとき、以下の問いに答える。
(1) を証明せよ。
(2) 線分DFの長さを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) の証明
* 平行四辺形の性質より、AD // BC、AB // DCである。また、AB = AEより、は二等辺三角形である。
*
*
* (対頂角)
*
*
* 平行線の錯角より、
*
*
*
*
* 平行四辺形の対角より、
*
* 平行線の錯角より、
* よって、
(2) 線分DFの長さの計算
* より、
* よって、AF = CF
* AC = 9cmなので、AF = CF = 4.5cm
* において、cos を余弦定理より計算する。
*
* において、余弦定理よりcosを求める。
*
*
*
*
*
* において、余弦定理よりを求める。
*
*
*
*
3. 最終的な答え
(1) 証明は上記参照
(2) cm
## 問題6
1. 問題の内容
立体O-ABCにおいて、, AB = BC = CA = 6cm, OB = OC = 12cmの三角錐である。辺OC, AB, ACの中点をそれぞれP, Q, Rとし、点Pと点Q, 点Pと点R, 点Pと点B, 点Qと点Rをそれぞれ結ぶ。
(1) 線分PQの長さを求めよ。
(2) 立体P-QBCRの体積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 線分PQの長さ
* において、QはABの中点である。
* なので、
*
*
*
*
* QはABの中点なので、AQ = 3cm
* において、余弦定理よりを求める。
*
* なので、
*
*
*
* PはOCの中点なので、OP = PC = =
* において、余弦定理よりを求める。
*
*
* において、AOに垂直な直線とOBのなす角を
*
*
*
*
* 別の解法: 空間座標を設定する。A(0,0,0), B(6,0,0), C(0,6,0), O(0,0,). よって、P(0,3, ), Q(3,0,0)
*
(2) 立体P-QBCRの体積
* PはOCの中点、QはABの中点、RはACの中点である。
* 立体P-QBCRは四面体である。
* 体積を求めるには、底面と高さを求める。
* V =
*
*
*
*
*
*
3. 最終的な答え
(1) cm
(2)