三角形ABCにおいて、$b=2$, $c=\sqrt{6}$, $C=120^\circ$ のとき、$B$と$A$の値を求めよ。

幾何学三角比正弦定理三角形角度
2025/4/8

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=2b=2, c=6c=\sqrt{6}, C=120C=120^\circ のとき、BBAAの値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、正弦定理を使って角Bを求めます。正弦定理は、
bsinB=csinC\frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
です。
与えられた値を代入すると、
2sinB=6sin120\frac{2}{\sin B} = \frac{\sqrt{6}}{\sin 120^\circ}
sinB=2sin1206\sin B = \frac{2 \sin 120^\circ}{\sqrt{6}}
sin120=32\sin 120^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2} なので、
sinB=2326=36=12=22\sin B = \frac{2 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}}{\sqrt{6}} = \frac{\sqrt{3}}{\sqrt{6}} = \frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2}
したがって、B=45B = 45^\circ または B=135B = 135^\circ です。
しかし、B=135B=135^\circ とすると、B+C=135+120=255>180B+C = 135^\circ + 120^\circ = 255^\circ > 180^\circ となり、三角形の内角の和が180°を超えるため不適です。
したがって、B=45B = 45^\circ です。
次に、三角形の内角の和は180°であることから、A=180BC=18045120=15A = 180^\circ - B - C = 180^\circ - 45^\circ - 120^\circ = 15^\circ です。

3. 最終的な答え

B=45B=45^\circ
A=15A=15^\circ

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