直角二等辺三角形ABCにおいて、点PはAを出発しAB上を毎秒2cmでBまで動く。BC,CA上に点Q, Rをとり四角形PQCRが平行四辺形になるようにする。三角形APRと三角形PBQの面積の和が26平方センチメートルになるのは、点PがAを出発してから何秒後か。

幾何学三角形面積平行四辺形二次方程式図形
2025/4/8

1. 問題の内容

直角二等辺三角形ABCにおいて、点PはAを出発しAB上を毎秒2cmでBまで動く。BC,CA上に点Q, Rをとり四角形PQCRが平行四辺形になるようにする。三角形APRと三角形PBQの面積の和が26平方センチメートルになるのは、点PがAを出発してから何秒後か。

2. 解き方の手順

まず、点PがAを出発してからt秒後の状態を考える。
AP = 2t (cm)
PB = 10 - 2t (cm)
四角形PQCRは平行四辺形なので、
AR = BQ
△APRと△PBQはどちらも直角二等辺三角形なので、
AR = AP = 2t
BQ = PB = 10 - 2t
△APRの面積は、
12×AR×AP=12×(2t)×(2t)=2t2\frac{1}{2} \times AR \times AP = \frac{1}{2} \times (2t) \times (2t) = 2t^2
△PBQの面積は、
12×BQ×PB=12×(102t)×(102t)=2(5t)2=2(2510t+t2)=2t220t+50\frac{1}{2} \times BQ \times PB = \frac{1}{2} \times (10 - 2t) \times (10 - 2t) = 2(5-t)^2 = 2(25 - 10t + t^2) = 2t^2 - 20t + 50
△APRと△PBQの面積の和が26になるので、
2t2+2t220t+50=262t^2 + 2t^2 - 20t + 50 = 26
4t220t+24=04t^2 - 20t + 24 = 0
t25t+6=0t^2 - 5t + 6 = 0
(t2)(t3)=0(t-2)(t-3) = 0
t=2,3t = 2, 3
点PがAからBまで移動するのにかかる時間は10cm / (2cm/秒) = 5秒なので、tは0から5の間でなければならない。
t=2, t=3は両方ともこの範囲内にあるので、答えとして適切である。

3. 最終的な答え

2秒後と3秒後

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