$a, b$ を正の定数とする。関数 $y = \sin x$ (1) と $y = a \sin bx$ (2) がある。曲線C, Dは (1), (2) のいずれかのグラフである。(2) の正の周期のうち最小のものは $\frac{ア}{イ} \pi$ であり、$a = \sqrt{ウ}$ , $b = \frac{エ}{オ}$ である。ア, イ, ウ, エ, オに当てはまる数を求めよ。

解析学三角関数周期振幅
2025/4/8

1. 問題の内容

a,ba, b を正の定数とする。関数 y=sinxy = \sin x (1) と y=asinbxy = a \sin bx (2) がある。曲線C, Dは (1), (2) のいずれかのグラフである。(2) の正の周期のうち最小のものは π\frac{ア}{イ} \pi であり、a=a = \sqrt{ウ} , b=b = \frac{エ}{オ} である。ア, イ, ウ, エ, オに当てはまる数を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、グラフCとDのどちらが y=sinxy = \sin x のグラフであるかを考える。y=sinxy = \sin x の周期は 2π2\pi であり、グラフDが x=2πx = 2\pi で1周期になっているので、グラフDが y=sinxy = \sin x である。
よって、グラフCが y=asinbxy = a \sin bx である。
グラフCの周期を考える。グラフCは x=πx = \pi で1周期になっているので、周期は π\pi である。
y=asinbxy = a \sin bx の周期は 2πb\frac{2\pi}{b} であるから、
2πb=π\frac{2\pi}{b} = \pi
b=2b = 2
よって、b=21b = \frac{2}{1} となり、エ = 2, オ = 1。
また、グラフCのy軸方向の最大値は 2\sqrt{2} である。
y=asinbxy = a \sin bx の最大値は aa であるから、a=2a = \sqrt{2}
よって、ウ = 2。
グラフCの周期は π\pi であるから、π=π\frac{ア}{イ} \pi = \pi となる。=1\frac{ア}{イ} = 1
ア=1, イ=1。

3. 最終的な答え

ア=1, イ=1, ウ=2, エ=2, オ=1
よって、
最小の周期は 11π=π\frac{1}{1}\pi = \pi
a=2a = \sqrt{2}
b=21=2b = \frac{2}{1} = 2

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