6枚のカードがあり、それぞれに1から6までの数字が書かれています。カードをよく混ぜて、1枚ずつ2回続けて取り出し、取り出した順に左から並べて2桁の整数を作ります。 (1) 2桁の整数は全部で何通りできるか? (2) できた整数が4の倍数である確率はいくらか?
2025/3/13
1. 問題の内容
6枚のカードがあり、それぞれに1から6までの数字が書かれています。カードをよく混ぜて、1枚ずつ2回続けて取り出し、取り出した順に左から並べて2桁の整数を作ります。
(1) 2桁の整数は全部で何通りできるか?
(2) できた整数が4の倍数である確率はいくらか?
2. 解き方の手順
(1) 2桁の整数が全部で何通りできるか。
1回目のカードの選び方は6通りあります。
1回目のカードを取り出した後、残りのカードは5枚なので、2回目のカードの選び方は5通りあります。
したがって、2桁の整数は全部で 通りできます。
(2) できた整数が4の倍数である確率
2桁の整数が4の倍数になる場合を考えます。
2桁の整数を と表すと、 が4の倍数になるのは、 が10の位、 が1の位です。
が4の倍数になるのは、下2桁 が4の倍数になる時です。
考えられる2桁の整数をすべて書き出すと、以下のようになります。
12, 16, 24, 32, 36, 44, 52, 56, 64
44はありえません。なぜなら、1度使った数字は使えないからです。
したがって、4の倍数になる2桁の整数は、
12, 16, 24, 32, 36, 52, 56, 64 の8通りです。
したがって、4の倍数である確率は となります。
3. 最終的な答え
(1) 30通り
(2)