与えられたデータ $\{2, 5, 7, 9, 10, 11, 12, 14, 15, 15, 16, 17, 17, 18, 19, 20, 20\}$ の四分位範囲と四分位偏差を求める。

確率論・統計学四分位範囲四分位偏差データ分析統計
2025/4/8

1. 問題の内容

与えられたデータ {2,5,7,9,10,11,12,14,15,15,16,17,17,18,19,20,20}\{2, 5, 7, 9, 10, 11, 12, 14, 15, 15, 16, 17, 17, 18, 19, 20, 20\} の四分位範囲と四分位偏差を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられたデータの第一四分位数 Q1Q_1、第二四分位数 Q2Q_2(中央値)、第三四分位数 Q3Q_3 を求める。
データの数は 17個なので、中央値は (17+1)/2=9(17+1)/2 = 9 番目の値である。したがって、Q2=15Q_2 = 15
Q1Q_1 は、中央値より小さい値 {2,5,7,9,10,11,12,14}\{2, 5, 7, 9, 10, 11, 12, 14\} の中央値である。データの数が8個なので、中央値は (8+1)/2=4.5(8+1)/2 = 4.5 番目の値、つまり 4番目と5番目の値の平均である。したがって、Q1=(9+10)/2=9.5Q_1 = (9 + 10)/2 = 9.5
Q3Q_3 は、中央値より大きい値 {15,16,17,17,18,19,20,20}\{15, 16, 17, 17, 18, 19, 20, 20\} の中央値である。データの数が8個なので、中央値は (8+1)/2=4.5(8+1)/2 = 4.5 番目の値、つまり 4番目と5番目の値の平均である。したがって、Q3=(17+18)/2=17.5Q_3 = (17 + 18)/2 = 17.5
四分位範囲は Q3Q1Q_3 - Q_1 で求められる。したがって、四分位範囲は 17.59.5=817.5 - 9.5 = 8
四分位偏差は、四分位範囲の半分である。したがって、四分位偏差は 8/2=48/2 = 4

3. 最終的な答え

四分位範囲 = 8
四分位偏差 = 4

「確率論・統計学」の関連問題

みかん25個の重さの度数分布表が与えられている。 (1) 最頻値を求める。 (2) 110g以上140g未満の階級の相対度数を求める。

度数分布最頻値相対度数統計
2025/4/14

5本のくじの中に当たりくじが3本ある。太郎、花子、次郎の順に1本ずつくじを引くとき、3人とも当たりを引かない確率を求める問題である。ただし、引いたくじは元に戻さない。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

硬貨を4回投げる。2回目に表が出たという条件のもとで、4回目にも表が出る確率を求める。

確率条件付き確率事象コイン
2025/4/14

20本のくじの中に当たりが4本ある。太郎と花子が順番にくじを1本ずつ引くとき、2人とも当たりを引かない確率を求める。ただし、引いたくじは元に戻さない。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

袋の中に赤玉が4個、白玉が8個入っている。玉を1つずつ2個取り出すとき、1個目に白玉が出たという条件のもとで、2個目に赤玉が出る条件付き確率を求める。

確率条件付き確率事象
2025/4/14

あるクラスでテレビ番組AとBの視聴状況を調査した結果、両方を見た生徒は30%、Aだけを見た生徒は20%、Bだけを見た生徒は40%、どちらも見なかった生徒は10%であった。Aを見なかった生徒を1人抽出し...

確率条件付き確率集合
2025/4/14

10本のくじの中に当たりくじが2本入っている。A, Bの順にくじを引き、引いたくじは戻さない場合、Aが外れたときにBも外れる確率を求めよ。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

15個のシュークリームがあり、うち13個はカスタードクリーム、2個はわさびクリームが入っています。3人が順番に1つずつシュークリームを食べるとき、3人目がわさびクリーム入りのシュークリームを食べる確率...

確率条件付き確率組み合わせ
2025/4/14

赤玉4個と白玉7個が入った袋から、玉を1つずつ2個取り出す試行を考えます。ただし、取り出した玉は元に戻しません。1個目に赤玉が出たとき、2個目に赤玉が出る条件付き確率を求めます。

条件付き確率確率
2025/4/14

5本のくじの中に当たりが3本ある。太郎、花子、次郎の順に1本ずつくじを引く。ただし、引いたくじは元に戻さない。このとき、太郎が当たりを引き、花子と次郎が外れを引く確率を求める。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14