曲線 $C: y = x^3 + 1$ に点 $(0, -1)$ から引いた接線 $\ell$ の方程式と、曲線 $C$ と $\ell$ との接点を通り、$\ell$ に垂直な直線の方程式を求める問題です。

解析学微分接線曲線方程式
2025/4/8

1. 問題の内容

曲線 C:y=x3+1C: y = x^3 + 1 に点 (0,1)(0, -1) から引いた接線 \ell の方程式と、曲線 CC\ell との接点を通り、\ell に垂直な直線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 接線の方程式を求める。
曲線 C:y=x3+1C: y = x^3 + 1 上の点 (t,t3+1)(t, t^3 + 1) における接線の方程式は、
y=3x2y' = 3x^2 より、
y(t3+1)=3t2(xt)y - (t^3 + 1) = 3t^2(x - t)
y=3t2x3t3+t3+1y = 3t^2x - 3t^3 + t^3 + 1
y=3t2x2t3+1y = 3t^2x - 2t^3 + 1
この接線が点 (0,1)(0, -1) を通るので、
1=3t2(0)2t3+1-1 = 3t^2(0) - 2t^3 + 1
1=2t3+1-1 = -2t^3 + 1
2t3=22t^3 = 2
t3=1t^3 = 1
t=1t = 1
よって、接点は (1,2)(1, 2) であり、接線の方程式は、
y=3(1)2x2(1)3+1y = 3(1)^2x - 2(1)^3 + 1
y=3x2+1y = 3x - 2 + 1
y=3x1y = 3x - 1
(2) 接線に垂直な直線の方程式を求める。
接線 \ell の傾きは 33 なので、\ell に垂直な直線の傾きは 13-\frac{1}{3} である。
接点 (1,2)(1, 2) を通り、傾きが 13-\frac{1}{3} の直線の方程式は、
y2=13(x1)y - 2 = -\frac{1}{3}(x - 1)
y=13x+13+2y = -\frac{1}{3}x + \frac{1}{3} + 2
y=13x+73y = -\frac{1}{3}x + \frac{7}{3}

3. 最終的な答え

接線 \ell の方程式は、y=3x1y = 3x - 1
\ell に垂直な直線の方程式は、y=13x+73y = -\frac{1}{3}x + \frac{7}{3}

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