三角形ABCにおいて、$AB=8$, $BC=7$, $CA=5$である。内心をI、外心Oとする。 (1) 角Aの大きさと、三角形ABCの面積を求める。 (2) Iから辺ABに下ろした垂線とABとの交点をHとするとき、IHとAHの長さを求める。 (3) OAの長さを求めよ。また、辺ABの中点をMとするとき、OMとOIの長さを求める。
2025/4/8
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , である。内心をI、外心Oとする。
(1) 角Aの大きさと、三角形ABCの面積を求める。
(2) Iから辺ABに下ろした垂線とABとの交点をHとするとき、IHとAHの長さを求める。
(3) OAの長さを求めよ。また、辺ABの中点をMとするとき、OMとOIの長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 余弦定理を用いてを求める。
よって、
三角形ABCの面積Sは、
(2) IHの長さは、AHの長さは3と与えられている。
(3) OAの長さは、OMの長さは、OIの長さはと与えられている。
正弦定理より、 (Rは外接円の半径)
よって、
MはABの中点なので、
三角形OAMにおいて、、、
OIの長さは、オイラーの定理により、
(rは内接円の半径)
三角形ABCの面積は、内接円の半径rは、より、
よって、
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3) , ,