まず、22k(k!)2(2k)! が中心二項係数と関連していることに注目します。中心二項係数は (k2k)=(k!)2(2k)! で表されます。したがって、与えられた級数は次のように書き換えられます。 ∑k=0∞4k(k2k)2k+11 次に、冪級数展開 arcsin(x)=∑k=0∞22k(2k+1)(k2k)x2k+1 を利用します。 1−x21=∑k=0∞4k(k2k)(2k+1)x2k が得られます。この式を0からxまで積分すると、元の級数に似た形が得られます。
∫0x1−t21dt=arcsin(x)=∑k=0∞4k(k2k)∫0x(2k+1)t2kdt ここで、x=1 を代入してみると、被積分関数が定義されないため、直接計算はできません。 しかし、与えられた級数 ∑k=0∞4k(k2k)2k+11 を直接計算するのは難しいので、別の方法を考えます。arcsin(x) の級数展開を利用して、 arcsin(x)=∑k=0∞22k(k!)2(2k)!2k+1x2k+1 arcsin(1)=∑k=0∞22k(k!)2(2k)!2k+11 arcsin(1)=2π であるため、 ∑k=0∞22k(k!)2(2k)!2k+11=2π