関数 $f(x) = x^3 + (a-2)x^2 + 3x$ が与えられている。 (1) $f(x)$ の導関数 $f'(x)$ を求める。 (2) $f(x)$ が極値をもつときの $a$ の範囲を求める。 (3) $f(x)$ が $x = -a$ で極値をもつとき、$a$ の値を求め、そのときの極大値を求める。
2025/4/15
1. 問題の内容
関数 が与えられている。
(1) の導関数 を求める。
(2) が極値をもつときの の範囲を求める。
(3) が で極値をもつとき、 の値を求め、そのときの極大値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 導関数 を求める。
なので、微分すると
(2) が極値をもつ条件は、 が異なる2つの実数解を持つことである。
この2次方程式の判別式 が であればよい。
よって、 または
(3) が で極値をもつとき、 が成り立つ。
または
(2)より、 または なので、のみが条件を満たす。
のとき、
となるのは
極値をとるのは
の符号変化を調べると、
のとき
のとき
のとき
よって で極小値をとるので、で極値を持つ条件を満たさない。
のとき、
これは、で常にとなる。
は単調増加するため、は不適。
計算ミスの可能性があるので再度確認する。
より、
より
より
において極値を持つ。
となるのは、
極小
極大
したがって、では極小値を持つ。
問題文を再度確認すると、で極値を持つとのことなので、極大値の条件を満たさない。
問題文の誤りである可能性を考慮する。で極大値を持つと仮定する。
で極大値をもつならば、となる。したがって、
これは、で極値をもつという条件を満たさない。
したがって、問題文に誤りがある。
しかし、ならば、極大値は のときなので、
3. 最終的な答え
(1)
(2) または
(3) 問題文に誤りがある可能性がある。のとき、で極小値をとり、極大値はのとき、となる。