あるグループのメンバーの体重のデータが与えられています。体重はそれぞれ38kg、42kg、45kg、39kg、46kgです。このデータの標準偏差を小数第一位まで求める問題です。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析分散
2025/4/9

1. 問題の内容

あるグループのメンバーの体重のデータが与えられています。体重はそれぞれ38kg、42kg、45kg、39kg、46kgです。このデータの標準偏差を小数第一位まで求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 平均値を計算する。
平均値 xˉ\bar{x} は、データの総和をデータの個数で割ったものです。
xˉ=38+42+45+39+465=2105=42\bar{x} = \frac{38 + 42 + 45 + 39 + 46}{5} = \frac{210}{5} = 42
(2) 各データの偏差(平均値との差)を計算する。
各データの偏差は以下の通りです。
3842=438 - 42 = -4
4242=042 - 42 = 0
4542=345 - 42 = 3
3942=339 - 42 = -3
4642=446 - 42 = 4
(3) 各偏差の二乗を計算する。
各偏差の二乗は以下の通りです。
(4)2=16(-4)^2 = 16
02=00^2 = 0
32=93^2 = 9
(3)2=9(-3)^2 = 9
42=164^2 = 16
(4) 偏差の二乗の平均(分散)を計算する。
分散 s2s^2 は、偏差の二乗の総和をデータの個数で割ったものです。
s2=16+0+9+9+165=505=10s^2 = \frac{16 + 0 + 9 + 9 + 16}{5} = \frac{50}{5} = 10
(5) 標準偏差を計算する。
標準偏差 ss は、分散の平方根です。
s=103.16227766s = \sqrt{10} \approx 3.16227766
(6) 標準偏差を小数第一位まで丸める。
s3.2s \approx 3.2

3. 最終的な答え

3.2 kg

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