1. 問題の内容
あるグループの小テストの点数(8, 5, 9, 10, 3)が与えられたとき、このデータの標準偏差を小数第一位まで求める問題です。
2. 解き方の手順
標準偏差を求めるには、以下の手順で計算します。
ステップ1: 平均を求める。
平均 は、データの総和をデータ数で割ったものです。
ステップ2: 各データの偏差を求める。
各データの偏差は、データから平均を引いたものです。
各データについて、偏差は以下のようになります。
8 - 7 = 1
5 - 7 = -2
9 - 7 = 2
10 - 7 = 3
3 - 7 = -4
ステップ3: 偏差の二乗を求める。
各偏差を二乗します。
ステップ4: 偏差の二乗の平均(分散)を求める。
偏差の二乗の総和をデータ数で割ります。
分散 は、以下のようになります。
ステップ5: 標準偏差を求める。
標準偏差 は、分散の平方根です。
小数第一位まで求めるので、2.6となります。