この問題はチェバの定理、またはメネラウスの定理とベクトルの知識を使って解くことができます。ここではベクトルの知識を使う方法で解きます。
点Aを始点とする位置ベクトルを考えます。
AB=b, AC=c とします。 点Qは辺BCを1:2に内分するので、
AQ=1+22AB+1AC=32b+31c 点Rは辺ACを3:1に内分するので、
AR=43c AO=kAQ=32kb+3kc と表せる。
一方、点Oは直線BR上にもあるので、実数sを用いて AO=sAB+(1−s)AR=sb+(1−s)43c と表せる。
よって、
32kb+3kc=sb+43(1−s)c bとcは一次独立なので、係数を比較して 32k=s 3k=43(1−s) この連立方程式を解く。
s=32kを2番目の式に代入して 3k=43(1−32k) 3k=123(3−2k)=129−6k 4k=27−18k k=2227 AO=kAQだったので、 AO=2227AQ これはAO : AQ = 27 : 22を表す。
したがって、AO : OQ = 27 : (27-22) = 27 : 5