1から9までの番号が書かれた9枚のカードから、同時に2枚を取り出す。取り出した2枚のカードの数字が両方とも偶数であるか、両方とも奇数である確率を求めよ。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/4/9

1. 問題の内容

1から9までの番号が書かれた9枚のカードから、同時に2枚を取り出す。取り出した2枚のカードの数字が両方とも偶数であるか、両方とも奇数である確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、1から9までの数字のうち、偶数は2, 4, 6, 8の4つ、奇数は1, 3, 5, 7, 9の5つです。
全事象は、9枚のカードから2枚を取り出す組み合わせなので、
9C2=9×82×1=36{}_9 C_2 = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36通り
2枚とも偶数である確率は、4枚の偶数から2枚を選ぶ組み合わせなので、
4C2=4×32×1=6{}_4 C_2 = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6通り
2枚とも奇数である確率は、5枚の奇数から2枚を選ぶ組み合わせなので、
5C2=5×42×1=10{}_5 C_2 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10通り
求める確率は、(2枚とも偶数である確率) + (2枚とも奇数である確率) を全事象で割ったものなので、
4C2+5C29C2=6+1036=1636=49\frac{{}_4 C_2 + {}_5 C_2}{{}_9 C_2} = \frac{6 + 10}{36} = \frac{16}{36} = \frac{4}{9}

3. 最終的な答え

49\frac{4}{9}

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