長方形ABCDにおいて、点Pと点QがそれぞれAからBを通ってCまで、AからDを通ってCまで、毎秒1cmで移動します。点PがAを出発してからの時間を$x$秒、$\triangle APC$の面積を$y\ \text{cm}^2$としたとき、$x$と$y$の関係がグラフで与えられています。$\triangle APC$と$\triangle AQC$の面積が等しくなる回数を、点Pと点QがCに着くまでで数えます。面積が0になる場合は考えないものとします。

幾何学図形面積グラフ一次関数長方形三角形
2025/4/9
## 問題9

1. 問題の内容

長方形ABCDにおいて、点Pと点QがそれぞれAからBを通ってCまで、AからDを通ってCまで、毎秒1cmで移動します。点PがAを出発してからの時間をxx秒、APC\triangle APCの面積をy cm2y\ \text{cm}^2としたとき、xxyyの関係がグラフで与えられています。APC\triangle APCAQC\triangle AQCの面積が等しくなる回数を、点Pと点QがCに着くまでで数えます。面積が0になる場合は考えないものとします。

2. 解き方の手順

まず、APC\triangle APCの面積yyxxの関数として表します。
- 0x60 \le x \le 6のとき、Pは辺AB上にあり、AP = xx cm。
y=12×AC×(PからACまでの距離)=12×8×x=4xy = \frac{1}{2} \times AC \times (\text{PからACまでの距離}) = \frac{1}{2} \times 8 \times x = 4x
- 6x146 \le x \le 14のとき、Pは辺BC上にあり、PC = (14x)(14 - x) cm。
y=12×AC×(PからACまでの距離)=12×8×(14x)=484xy = \frac{1}{2} \times AC \times (\text{PからACまでの距離}) = \frac{1}{2} \times 8 \times (14 - x) = 48 - 4x
次に、AQC\triangle AQCの面積をxxの関数として表します。
- 0x80 \le x \le 8のとき、Qは辺AD上にあり、AQ = xx cm。
AQC=12×AQ×AB=12×x×6=3x\triangle AQC = \frac{1}{2} \times AQ \times AB = \frac{1}{2} \times x \times 6 = 3x
- 8x148 \le x \le 14のとき、Qは辺DC上にあり、QC = (16x)(16 - x) cm。
AQC=12×QC×AB=12×(16x)×6=483x\triangle AQC = \frac{1}{2} \times QC \times AB = \frac{1}{2} \times (16 - x) \times 6 = 48 - 3x
APC=AQC\triangle APC = \triangle AQCとなるのは、それぞれの面積を表す関数が等しくなるときです。
- 0x60 \le x \le 6のとき:
4x=3xx=04x = 3x \Rightarrow x = 0 (ただし、0cm20cm^2は考えないため、この場合を除く)
- 6x86 \le x \le 8のとき:
484x=3x48=7xx=4876.8648 - 4x = 3x \Rightarrow 48 = 7x \Rightarrow x = \frac{48}{7} \approx 6.86 (この解は6x86 \le x \le 8を満たす)
- 8x148 \le x \le 14のとき:
484x=483x4x=3xx=048 - 4x = 48 - 3x \Rightarrow 4x = 3x \Rightarrow x = 0 (不適)
- 6x14,8x146 \le x \le 14, 8 \le x \le 14、つまり8x148 \le x \le 14のとき:
PはBC上にいて、QはDC上にいる。
484x=483xx=048-4x = 48-3x \Rightarrow x = 0 (不適)
グラフを用いると、APC\triangle APCAQC\triangle AQCの面積が等しくなるのは、グラフの交点の数から、x=0を除く回数です。グラフを描画するか、上記の計算から、交点は1回だけです。

3. 最終的な答え

1回
## 問題10

1. 問題の内容

直線 y=12x+5y = -\frac{1}{2}x + 5 と、xx軸、yy軸との交点をそれぞれA, Bとする。OAB\triangle OAB の面積を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、直線とxx軸、yy軸との交点を求める。
xx軸との交点A:y=0y=0 を代入して、0=12x+50 = -\frac{1}{2}x + 5 より、12x=5\frac{1}{2}x = 5。 よって、x=10x = 10。したがって、Aの座標は(10, 0)。
yy軸との交点B:x=0x=0 を代入して、y=12(0)+5=5y = -\frac{1}{2}(0) + 5 = 5。したがって、Bの座標は(0, 5)。
OAB\triangle OAB の面積は、底辺をOA、高さをOBとすると、
OAB=12×OA×OB=12×10×5=25\triangle OAB = \frac{1}{2} \times OA \times OB = \frac{1}{2} \times 10 \times 5 = 25

3. 最終的な答え

25

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