この問題を解くには、チェバの定理の逆を利用します。
チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、頂点A, B, Cからそれぞれ対辺に引いた線分AD, BE, CFが一点Oで交わるための必要十分条件は、
DCBD⋅EACE⋅FBAF=1 である。
今回は、点Qと点Rがそれぞれ辺ACと辺ABを1:2に内分するため、
RBAR=21 QCAQ=21 となります。
線分BCと線分AOの交点をDとすると、チェバの定理より
RBAR⋅DCBD⋅QACQ=1 21⋅DCBD⋅2=1 DCBD=1 メネラウスの定理を三角形ACDと直線BQに適用すると、
QCAQ⋅BDCB⋅OADO=1 21⋅12⋅OBDO=1 BD=DCより、BC=2BDであるから。 BDCB=BD2BD=2 よって、
OBDO=1 したがって、BO=3OQ BO:OQ=3:1