右図において、点Aはy軸上にあり、点B, C, E, Fはx軸上にある。EO = OFである。点D, Gはそれぞれ線分AB, AC上にある。四角形DEFGは正方形である。点Aの座標は(0, 5)、点Bの座標は(-2, 0)である。このとき、 (1) 直線ACの式を求める。 (2) 点Eの座標を求める。

幾何学座標平面直線正方形方程式グラフ
2025/4/15

1. 問題の内容

右図において、点Aはy軸上にあり、点B, C, E, Fはx軸上にある。EO = OFである。点D, Gはそれぞれ線分AB, AC上にある。四角形DEFGは正方形である。点Aの座標は(0, 5)、点Bの座標は(-2, 0)である。このとき、
(1) 直線ACの式を求める。
(2) 点Eの座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) 直線ACの式を求める
点Aの座標は(0, 5)であるから、直線ACのy切片は5である。したがって、直線ACの式はy=ax+5y = ax + 5と表せる。
ここで、DE = EFであるから、点Dのy座標は点Eのx座標の絶対値に等しくなる。また、DG = DEであるから、点Gのx座標は点Dのy座標に等しくなる。点Gは線分AC上にあるため、点Gの座標を(d,d)(d, d)とすると、これは直線AC上の点であるから、
d=ad+5d = ad + 5
d(1a)=5d(1 - a) = 5
d=51ad = \frac{5}{1-a}
また、直線ABの傾きは 500(2)=52\frac{5-0}{0-(-2)} = \frac{5}{2}であるから、直線ABの式はy=52x+5y = \frac{5}{2}x + 5と表せる。点Dは直線AB上にあるので、点Dの座標を(d,d)(-d, d)とすると、
d=52(d)+5d = \frac{5}{2}(-d) + 5
d=52d+5d = -\frac{5}{2}d + 5
72d=5\frac{7}{2}d = 5
d=107d = \frac{10}{7}
これをd=51ad = \frac{5}{1-a}に代入すると、
107=51a\frac{10}{7} = \frac{5}{1-a}
10(1a)=3510(1-a) = 35
1a=721 - a = \frac{7}{2}
a=172=52a = 1 - \frac{7}{2} = -\frac{5}{2}
したがって、直線ACの式はy=52x+5y = -\frac{5}{2}x + 5である。
(2) 点Eの座標を求める
点Eのx座標はd=107-d = -\frac{10}{7}であるから、点Eの座標は(107,0)(-\frac{10}{7}, 0)である。

3. 最終的な答え

(1) y=52x+5y = -\frac{5}{2}x + 5
(2) (107,0)(-\frac{10}{7}, 0)

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