この問題は、チェバの定理を用いることで解くことができます。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、辺BC上に点P、辺CA上に点Q、辺AB上に点Rがあるとき、3直線AP、BQ、CRが一点で交わるならば、以下の式が成り立つというものです。
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 問題文より、BC:CP=5:3なので、BP:PCを求めます。 BP=BC+CP=5+3=8となるので、BP:PC=8:3となります。 また、CQ:QA=2:7は問題文より与えられています。 チェバの定理の式にこれらの値を代入すると、
RBAR⋅38⋅72=1 RBAR⋅2116=1 RBAR=1621