図のような正方形M(一辺4cm)と長方形S,T(それぞれ縦4cm, 横4cm)がある。SとTの間は2cm空いている。MはSに接した状態から毎秒1cmの速さで移動する。動き始めてからx秒後のMとS、MとTが重なった部分の面積の和を$y$ cm$^2$とする。 (1) Mが動き始めてから2秒後までの、$y$を$x$の式で表しなさい。 (2) $x$と$y$の関係を表すグラフとして適切なものを、選択肢ア~エから選び、記号で答えなさい。
2025/4/15
1. 問題の内容
図のような正方形M(一辺4cm)と長方形S,T(それぞれ縦4cm, 横4cm)がある。SとTの間は2cm空いている。MはSに接した状態から毎秒1cmの速さで移動する。動き始めてからx秒後のMとS、MとTが重なった部分の面積の和を cmとする。
(1) Mが動き始めてから2秒後までの、をの式で表しなさい。
(2) との関係を表すグラフとして適切なものを、選択肢ア~エから選び、記号で答えなさい。
2. 解き方の手順
(1) Mが動き始めてから2秒後までのをの式で表す。
Mが動き始めてから秒後までに進む距離はcmである。のとき、MはSに重なり始める。秒後、MとSが重なっている部分の横の長さはcmとなる。Mの縦の長さは4cmなので、となる。
(2) グラフを選ぶ。
- の区間では、MがSに重なっている面積は、が増えるにつれて増加する。
- の区間では、Mが完全にSを通過するまで面積は一定値cmである。
- の区間では、MがTに重なり始める。が増えるにつれてMとTが重なる面積は増加する。 のときTに接しはじめ、のとき完全に重なる。この間はで表せる。
- の区間では、MがTから離れていくため、MとTの重なりが減っていく。
以上の考察より、グラフは選択肢アが適切である。
3. 最終的な答え
(1)
(2) ア