直線 $l$ の方程式が $y = -x + 6$、直線 $m$ の方程式が $y = \frac{1}{3}x + 4$ であるとき、以下の問いに答える。 (1) 点Aの座標を求める。 (2) 原点Oと点Bを結び、三角形OBCを作るとき、点Bを通り、三角形OBCの面積を二等分する直線の式を求める。

幾何学座標平面直線の式連立方程式三角形の面積図形
2025/4/15

1. 問題の内容

直線 ll の方程式が y=x+6y = -x + 6、直線 mm の方程式が y=13x+4y = \frac{1}{3}x + 4 であるとき、以下の問いに答える。
(1) 点Aの座標を求める。
(2) 原点Oと点Bを結び、三角形OBCを作るとき、点Bを通り、三角形OBCの面積を二等分する直線の式を求める。

2. 解き方の手順

(1) 点Aは直線 ll とx軸との交点なので、y=x+6y = -x + 6y=0y = 0 を代入して xx 座標を求める。
0=x+60 = -x + 6
x=6x = 6
よって、点Aの座標は (6,0)(6, 0)
(2) まず、点Bの座標を求める。点Bは直線 ll と直線 mm の交点なので、連立方程式
y=x+6y = -x + 6
y=13x+4y = \frac{1}{3}x + 4
を解く。
x+6=13x+4-x + 6 = \frac{1}{3}x + 4
2=43x2 = \frac{4}{3}x
x=32x = \frac{3}{2}
y=32+6=92y = -\frac{3}{2} + 6 = \frac{9}{2}
よって、点Bの座標は (32,92)(\frac{3}{2}, \frac{9}{2})
次に、点Cの座標を求める。点Cは直線 ll とy軸との交点なので、y=x+6y = -x + 6x=0x = 0 を代入して yy 座標を求める。
y=0+6=6y = -0 + 6 = 6
よって、点Cの座標は (0,6)(0, 6)
三角形OBCの面積を二等分する直線は、線分OCの中点を通る。線分OCの中点の座標は、(0,62)=(0,3)(0, \frac{6}{2}) = (0, 3)
求める直線は、点B (32,92)(\frac{3}{2}, \frac{9}{2}) と点 (0,3)(0, 3) を通る。
直線の傾き aa は、
a=923320=3232=1a = \frac{\frac{9}{2} - 3}{\frac{3}{2} - 0} = \frac{\frac{3}{2}}{\frac{3}{2}} = 1
切片は3なので、求める直線の方程式は y=x+3y = x + 3

3. 最終的な答え

(1) 点Aの座標は (6,0)(6, 0)
(2) 三角形OBCの面積を二等分する直線の式は y=x+3y = x + 3

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