正方形ABCDにおいて、各頂点からそれぞれ長さ$a$、長さ$b$の点を取り、隣り合う点同士を結んでできる図形(影のついた部分)の面積を、$a$と$b$を用いて表す。ただし、正方形ABCDの一辺の長さは$a+b$である。

幾何学図形面積正方形三角形代数
2025/6/25

1. 問題の内容

正方形ABCDにおいて、各頂点からそれぞれ長さaa、長さbbの点を取り、隣り合う点同士を結んでできる図形(影のついた部分)の面積を、aabbを用いて表す。ただし、正方形ABCDの一辺の長さはa+ba+bである。

2. 解き方の手順

まず、正方形ABCDの面積を求める。
正方形ABCDの面積は、(a+b)2 (a+b)^2 である。
次に、正方形ABCDの4つの角にある直角三角形の面積を求める。
各直角三角形の面積は、12ab \frac{1}{2}ab である。
直角三角形は4つあるので、4つの直角三角形の合計面積は、4×12ab=2ab 4 \times \frac{1}{2}ab = 2ab である。
影のついた部分の面積は、正方形ABCDの面積から4つの直角三角形の合計面積を引いたものである。
したがって、影のついた部分の面積は、(a+b)22ab (a+b)^2 - 2ab である。
(a+b)2 (a+b)^2 を展開すると、a2+2ab+b2 a^2 + 2ab + b^2 となるので、
(a+b)22ab=a2+2ab+b22ab=a2+b2 (a+b)^2 - 2ab = a^2 + 2ab + b^2 - 2ab = a^2 + b^2 となる。

3. 最終的な答え

a2+b2a^2 + b^2

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