円Oにおいて、ATは円の接線であり、角ABCは31度である。このとき、角x(角CAT)の大きさを求めよ。

幾何学接線円周角の定理接弦定理角度
2025/4/9

1. 問題の内容

円Oにおいて、ATは円の接線であり、角ABCは31度である。このとき、角x(角CAT)の大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

円周角の定理より、弧ACに対する円周角である角ABCと角ATCは等しい。
したがって、角ATCは31度である。
接線ATは半径OAと直交するので、角OATは90度である。
三角形OACはOA=OCより二等辺三角形なので、角OACと角OCAは等しい。
角AOCは中心角であり、角ABCの2倍の大きさなので、
AOC=2×31=62角AOC = 2 \times 31度 = 62度
三角形OACにおいて、角OAC + 角OCA + 角AOC = 180度であるから、
OAC+OAC+62=180角OAC + 角OAC + 62度 = 180度
2×OAC=1182 \times 角OAC = 118度
OAC=59角OAC = 59度
角OAT = 90度であり、角CAT (x) = 角OAT - 角OAC であるから、
x=9059=31x = 90度 - 59度 = 31度
別の解き方として、接弦定理を利用することができます。接弦定理より、角CAT = 角ABCとなります。したがって、x=31x = 31度となります。

3. 最終的な答え

31度

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