正四角錐O-ABCDが与えられています。Eは底面ABCDの対角線の交点です。 (1) 正四角錐O-ABCDの高さOEを求めます。 (2) 正四角錐O-ABCDの体積を求めます。

幾何学正四角錐体積ピタゴラスの定理空間図形
2025/4/9

1. 問題の内容

正四角錐O-ABCDが与えられています。Eは底面ABCDの対角線の交点です。
(1) 正四角錐O-ABCDの高さOEを求めます。
(2) 正四角錐O-ABCDの体積を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
底面は正方形なので、対角線ACの長さは、ABが4cmなので、AC=42AC = 4\sqrt{2} cmです。
Eは対角線の交点なので、AE=AC2=422=22AE = \frac{AC}{2} = \frac{4\sqrt{2}}{2} = 2\sqrt{2} cmです。
直角三角形OAEにおいて、OA = 6 cm, AE = 222\sqrt{2} cmであり、ピタゴラスの定理より、
OE2+AE2=OA2OE^2 + AE^2 = OA^2
OE2=OA2AE2=62(22)2=368=28OE^2 = OA^2 - AE^2 = 6^2 - (2\sqrt{2})^2 = 36 - 8 = 28
OE=28=4×7=27OE = \sqrt{28} = \sqrt{4 \times 7} = 2\sqrt{7} cm
(2)
正四角錐の体積は、V=13×底面積×高さV = \frac{1}{3} \times \text{底面積} \times \text{高さ}で求められます。
底面積は正方形ABCDなので、42=164^2 = 16 cm2^2です。
高さはOE、272\sqrt{7} cmです。
したがって、体積は、
V=13×16×27=3273V = \frac{1}{3} \times 16 \times 2\sqrt{7} = \frac{32\sqrt{7}}{3} cm3^3

3. 最終的な答え

(1) OE=27OE = 2\sqrt{7} cm
(2) 体積は3273\frac{32\sqrt{7}}{3} cm3^3

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