(1) 50以下の自然数全体の集合をUとし、Uの部分集合で、2の倍数全体の集合をA、5の倍数全体の集合をBとするとき、$n(A)$、$n(A \cap B)$、$n(A \cup B)$、$n(A \cap \bar{B})$を求める。 (2) 線分ABを2:1に内分する点をC, 2:1に外分する点をDとする。AB=6cmのとき、AC, BD, CDの長さを求める。

その他集合倍数内分外分線分
2025/4/9

1. 問題の内容

(1) 50以下の自然数全体の集合をUとし、Uの部分集合で、2の倍数全体の集合をA、5の倍数全体の集合をBとするとき、n(A)n(A)n(AB)n(A \cap B)n(AB)n(A \cup B)n(ABˉ)n(A \cap \bar{B})を求める。
(2) 線分ABを2:1に内分する点をC, 2:1に外分する点をDとする。AB=6cmのとき、AC, BD, CDの長さを求める。

2. 解き方の手順

(1)
* n(A)n(A): 50以下の2の倍数の個数。50÷2=2550 \div 2 = 25なので、n(A)=25n(A) = 25
* n(B)n(B): 50以下の5の倍数の個数。50÷5=1050 \div 5 = 10なので、n(B)=10n(B) = 10
* n(AB)n(A \cap B): 2の倍数かつ5の倍数の個数。つまり10の倍数の個数。50÷10=550 \div 10 = 5なので、n(AB)=5n(A \cap B) = 5
* n(AB)n(A \cup B): n(A)+n(B)n(AB)=25+105=30n(A) + n(B) - n(A \cap B) = 25 + 10 - 5 = 30
* n(ABˉ)n(A \cap \bar{B}): 2の倍数であるが5の倍数でないものの個数。n(A)n(AB)=255=20n(A) - n(A \cap B) = 25 - 5 = 20
(2)
* ACの長さ: ABを2:1に内分するので、AC=22+1AB=23×6=4AC = \frac{2}{2+1} AB = \frac{2}{3} \times 6 = 4 cm
* BDの長さ: ABを2:1に外分するので、AD=2AB=2×6=12AD = 2AB = 2 \times 6 = 12 cm。BD=ADAB=126=6BD = AD - AB = 12 - 6 = 6 cm
* CDの長さ: CD=ADAC=124=8CD = AD - AC = 12 - 4 = 8 cm

3. 最終的な答え

(1)
n(A)=25n(A) = 25
n(AB)=5n(A \cap B) = 5
n(AB)=30n(A \cup B) = 30
n(ABˉ)=20n(A \cap \bar{B}) = 20
(2)
AC=4AC = 4 cm
BD=6BD = 6 cm
CD=8CD = 8 cm

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