(1) A, B, C, D, E の5人が横一列に並ぶ並び方の総数と、5人が円形のテーブルに座るときの座り方の総数を求める。 (2) 正六角形の対角線の本数を求める。 (3) 赤玉4個、白玉3個が入った袋から、同時に2個の玉を取り出すとき、赤玉2個が取り出される確率を求める。 (4) 1から100までの番号をつけた100枚のカードから1枚を取り出すとき、その番号が2の倍数または3の倍数である確率を求める。 (5) AB=3, CA=5である△ABCにおいて、∠Aの二等分線と辺BCとの交点をDとするとき、BD:DC を求める。 (6) 右の図において、PA=3, PB=6, PC=2であるとき、PD を求める。 (7) 右の図のように、四角形ABCDの外接円が点Aで直線TT'に接している。∠BAT'=45°, ∠DAT'=60°であるとき、∠ADB と ∠BCD を求める。
2025/4/9
1. 問題の内容
(1) A, B, C, D, E の5人が横一列に並ぶ並び方の総数と、5人が円形のテーブルに座るときの座り方の総数を求める。
(2) 正六角形の対角線の本数を求める。
(3) 赤玉4個、白玉3個が入った袋から、同時に2個の玉を取り出すとき、赤玉2個が取り出される確率を求める。
(4) 1から100までの番号をつけた100枚のカードから1枚を取り出すとき、その番号が2の倍数または3の倍数である確率を求める。
(5) AB=3, CA=5である△ABCにおいて、∠Aの二等分線と辺BCとの交点をDとするとき、BD:DC を求める。
(6) 右の図において、PA=3, PB=6, PC=2であるとき、PD を求める。
(7) 右の図のように、四角形ABCDの外接円が点Aで直線TT'に接している。∠BAT'=45°, ∠DAT'=60°であるとき、∠ADB と ∠BCD を求める。
2. 解き方の手順
(1)
* 5人が横一列に並ぶ並び方は、5! 通りである。
* 5人が円形のテーブルに座る座り方は、(5-1)! 通りである。
(2)
* 正n角形の対角線の本数は である。
* 正六角形なので、 を代入すると、 本となる。
(3)
* 赤玉4個、白玉3個の合計7個の玉から2個取り出す組み合わせの総数は、 通りである。
* 赤玉2個を取り出す組み合わせの数は、 通りである。
* したがって、求める確率は、 である。
(4)
* 1から100までの整数のうち、2の倍数は50個、3の倍数は33個である。
* 6の倍数は16個である。
* 2の倍数または3の倍数である数は、50 + 33 - 16 = 67個である。
* したがって、確率は である。
(5)
* 角の二等分線の定理より、BD:DC = AB:AC が成り立つ。
* AB=3, AC=5なので、BD:DC = 3:5 である。
(6)
* 方べきの定理より、PA * PB = PC * PD が成り立つ。
* PA=3, PB=6, PC=2 なので、3 * 6 = 2 * PD
(7)
* 接弦定理より、∠BAT' = ∠ADB = 45°
* 接弦定理より、∠DAT' = ∠ACD = 60°
* 四角形ABCDは円に内接するので、∠BCD + ∠BAD = 180°
* ∠BAD = ∠BAT' + ∠DAT' = 45°+60°=105°
* ∠BCD = 180° - ∠BAD = 180° - 105° = 75°
3. 最終的な答え
(1) 120, 24
(2) 9
(3) 2/7
(4) 67/100
(5) 3:5
(6) 9
(7) 45, 75