正方形があり、その一辺の長さを $x$ cmとする。この正方形の縦の長さを2倍にし、横の長さを2cm短くして長方形を作ったところ、長方形の面積は元の正方形の面積より3cm²小さくなった。 (1) 新しく作った長方形の縦の長さと横の長さを、$x$を用いて表す。 (2) 元の正方形の一辺の長さを求める。
2025/4/10
1. 問題の内容
正方形があり、その一辺の長さを cmとする。この正方形の縦の長さを2倍にし、横の長さを2cm短くして長方形を作ったところ、長方形の面積は元の正方形の面積より3cm²小さくなった。
(1) 新しく作った長方形の縦の長さと横の長さを、を用いて表す。
(2) 元の正方形の一辺の長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 新しく作った長方形の縦の長さと横の長さを、を用いて表す。
元の正方形の縦の長さはcmなので、長方形の縦の長さはcmである。
元の正方形の横の長さはcmなので、長方形の横の長さはcmである。
(2) 元の正方形の一辺の長さを求める。
元の正方形の面積はcm²である。
新しく作った長方形の面積はcm²である。
長方形の面積は正方形の面積より3cm²小さいので、以下の式が成り立つ。
この式を解いて、の値を求める。
または
は長さを表すので正である。また長方形の横の長さはなので、でなければならない。よって、は不適である。したがって、。
3. 最終的な答え
(1) 新しく作った長方形の縦の長さは cm、横の長さは cm。
(2) 元の正方形の一辺の長さは 3 cm。