(1) 対角線ACの長さを求める。
三角形ABCは∠BAC=90∘の直角三角形であるから、三平方の定理より BC2=AB2+AC2 平行四辺形なので、AD=BC=10 cmであるから、 102=62+AC2 100=36+AC2 AC2=100−36=64 AC=64=8 (2) 平行四辺形ABCDの面積を求める。
平行四辺形の面積は、底辺×高さで求められます。
この場合、底辺をADとすると、高さはABとなります。平行四辺形の面積は
AD×AB×sin(∠DAB) ここで、∠BAC=90∘より、三角形ABCは直角三角形。 sin(∠ACB)=BCAB=106=53 ∠ACB=∠CAD (平行四辺形の錯角) ∠CAD=arcsin(53) ∠BAD=∠BAC+∠CAD=90∘+arcsin(53) よって面積は
10×6×sin(90∘+arcsin(53))=60×cos(arcsin(53)) cos(arcsin(53))=1−(53)2=1−259=2516=54 したがって、平行四辺形の面積は60×54=48 もう一つの解き方
平行四辺形の面積は2つの三角形の面積の和である。
三角形ABCの面積は21×AB×AC=21×6×8=24 平行四辺形ABCDの面積は、三角形ABCの面積の2倍なので、
24×2=48